Macのデータを消さずにフォーマットする方法

Summary: MacのOSをクリーンインストールしたいときなど、ディスクをフォーマットしたい時があると思います。しかし、データは残しておきたい・・・。そんな時は、今回ご紹介する方法を使えばデータを保持したままフォーマットすることができます。

フォーマットをする前に

ディスクをフォーマットする前にはバックアップをとりましょう。もしもバックアップをとらずにフォーマットしてしまった場合は、「データが消えてしまったときの対処法」セクションをご覧ください。

Time Machineを使ってシステム全体のバックアップを作成する

Macには内臓で、システムのバックアップを簡単に作成できる機能「Time Machine」が搭載しています。この機能を使って、システムを丸ごとバックアップします。

Time Machineの詳しい使い方については以下の記事をご覧ください。

MacのデータをTime Machineで復元する方法

ディスクをフォーマットする起動ディスクのフォーマット

起動ディスクをフォーマットするには、リカバリーモードで起動する必要があります。

消去する時のフォーマットは、「APFS」や「Mac OS拡張(ジャーナリング)」にします。High Sierra以降でSSDを使用、もしくはMojave以降をお使いの場合はOSインストール時にAPFSに変換されるので、最初からAPFSにしておいた方がエラーになりにくいのでおすすめします。

外部ディスクのフォーマット

データが消えてしまったときの対処法

もしもバックアップをしていなかった場合や、バックアップからの復元に失敗した場合にデータを回復する方法を紹介します。

まずは、(バックアップがある場合)もう一度Time Machineからの復元を試してみましょう。何度か試すとうまくいく可能性があります。

バックアップがない場合や、上記の方法が成功しない場合は、データ回復ソフトを使用するという手があります。複数のデータ回復ソフトを使うことでほとんど全てのデータが回復できる可能性があります。詳細は以下のページをご覧ください。

2021年版最高の無料Macデータ復旧ソフトウェア

さいごに

今回は、データを保持したままディスクをフォーマットする方法を解説しました。

ここで紹介したバックアップ方法は、フォーマット以外の時でも使えるので、これを機に、バックアップを自動保存する設定をしておくことを強くおすすめします。そうすれば、いつデータが消えても安心ですからね。

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